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学部紹介シリーズ第5弾③農学 (環境系)
「いかに苦しいことがあっても、ヤケになるのは短慮の極みである。逆境にある人は常に、「もう少しだ」と言って進むといい。やがて必ず前途に光がさしてくる。」―新渡戸稲造氏の名言
はい、皆さんこんにちは!
今回は…【農学 (環境系)】です!
何を学ぶの?
「農業を取り巻く環境を考える」
農業の周辺環境の観点から研究を行うこの分野は、大きく次の3つに分けられる。
「農業工学」は、環境に配慮しながら農作物を効率よく生産するための技術を研究する。トラクターやビニールハウスなど農機具や施設を研究する農業機械系と、農地や灌漑施設など水資源環境の整備を研究する農業土木系がある。
「森林科学」は、森林資源の保全・育成・利用、治山治水などについて学ぶ。研究テーマは、地域固有の問題から地球温暖化や酸性雨、砂漠化などの地球規模のものまで多種多様だ。
「農業経済学」は、日本や世界の食料生産・流通・消費システムなど、農業を社会科学の視点から研究する。日本の農業の問題点や、TPPなど農産物貿易をめぐる国際的な問題も扱っている。
大学選びココがポイント
農業工学・森林科学は、生産環境、地域環境、緑地環境学科や農学科にあるコースで学べるが、設置している大学はそれほど多くなく、とくに私立大は数が少ない。実習・実験に関する設備や演習林などについても目を配っておくとよいだろう。
農業経済学は農業経済、食料環境経済といった学科で学べる。また、農学科などにコースとして設置する大学もあるので、大学案内などで調べてみよう。
こんな研究しています
「自然地域における保護と利用のバランスについて」
国立公園等の自然地域では観光利用と自然保護のバランスをいかに保つかが課題となっており、その接点を探るべくアンケート調査をもとに計量分析をかけることで適切な保護の方法について考察した。実際にフィールドでの調査を行うこと等、リアルな課題を扱う。
次回は…【環境学】です!
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