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共通テスト分析【化学】
皆様、すでに共通テストは確認されましたでしょうか？
来年、再来年に受験するテスト内容はぜひ1度問題を解いていただくことをおすすめします。
今回も共通テストの分析を載せていきます。
化学
思考力を要する問題が増加し、全体的に難しくなった。
問題文や図表から必要な情報を読み取る問題や解答に至るプロセスを自ら設定する問題が出題された。
【難易度】
センター試験と同様に小問集合形式も見られたが、思考力・判断力を要する問題が増加しており、難しくなった。
【出題分量】
大問数は5題、マーク数は29であり、昨年度のセンター試験に比べると減少しているが、思考力・判断力を要する問題が増加しており、時間的な余裕はなかったであろう。
【出題傾向分析】
第1問は物質の構成、物質の状態、
第2問は物質の状態、物質の変化で、いずれも理論分野からの出題であった。
第3問は物質の変化、無機物質、
第4問は有機化合物、高分子化合物からの出題であった。
第5問は、グルコースを題材とした総合問題であり、グラフの描図も含まれていた。
第3問 問3の鉄(III)の錯イオンの光化学反応に関する実験問題、第5問のグルコースの異性化の平衡および反応など、目新しい問題が目立った。また、第1問 問4の蒸気の圧力の温度変化の問題、第2問 問3の氷の昇華熱に関する問題など、既習の知識を活用しながら問題文や図表を読み解いたり、作図の結果を用いたりして判断する問題が多く、思考力・応用力が重視された。
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